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パネルヒーターとは
パネルヒーターとは、板状のパネルに熱線が張り巡らされたヒーターのことで、爬虫類や両生類の飼育によく用いられます。パネルヒーターは燃料を燃やすタイプのヒーターではないので、火災の心配などがないのが特徴です。また、爬虫類や両生類の保温に適した様々なサイズや種類が用意されているので、飼育環境に合わせて選択肢も豊富なのも魅力です。今回はそんなパネルヒーターについてご紹介していきます。
パネルヒーターのメリット
安全性が高い
パネルヒーターは燃料を燃やさず火を使わないため、安全性は燃料ヒーターに比べると安全性が高いと言えます。また、商品によっては、自己消火機能がついた商品などもあります。
電気代が安い
パネルヒーターは消費電力が比較的小さいため、電気代は低く抑えることができます。
価格が安い
パネルヒーターは数千円〜1万円程度のものが大半で、燃料ヒーターに比べるとヒーター自体の価格も安いです。
パネルヒーターのデメリット
大きな水槽には向いていない
パネルヒーターは小型のものが多いので、大型の飼育容器にはあまり向いていません。温める力が足りず、温度が上がりきらない場合もあります。
即効性はない
パネルヒーターはパネルから出る熱で空間を温めますが、燃料ヒーターに比べると温めるまでに時間がかかってしまいます。すぐに温めたい時は、パネルヒーターは向いていません。
パネルヒーターの選び方
パネルヒーターを選ぶ際のポイントをご紹介します。
飼育容器にあったサイズ・形状を選ぶ
飼育容器のサイズに合わせて、パネルヒーターも最適なサイズを選ぶ必要があります。形状も正方形のものや長方形のもの、円形のものなどがありますので、飼育容器の形に合わせて選びましょう。あらかじめ、飼育容器のサイズは測っておくのが良いです。
設置する場所から選ぶ
パネルヒーターは主に、飼育容器の底面に敷くタイプと水槽などの天井や容器側面に取り付けるタイプの2種類があり、飼育する生き物の種類によって設置場所を選ぶ必要があります。特に天井・側面取り付けタイプは容器のサイズにあったものを選ぶ必要がありますので、事前確認をしっかりとしておきましょう。
機能で選ぶ
パネルヒーターには様々な機能がついたものもあります。もっとも多いのは、温度の調節機能です。一定の温度に温めてくれるものの他に、ダイヤルで温度を自分で設定できる機能がついたものもあり、飼育する生き物の種類や季節によって温度を変えられるのでとても便利です。また、容器内で使用できる防滴仕様のパネルヒーターは霧吹きの水や尿がかかっても壊れる心配もないのでおすすめです。
パネルヒーターの電気代ってどれくらい?
パネルヒーターを使う上で、やはり気になるのは電気代です。パネルヒーターは他のタイプのヒーターに比べると、ランニングコストは非常に安いです。おおよその電気代の目安は下記の表の通りです。
ワット数 | 1ヶ月の電気代 |
8W | 約150円 |
16W | 約300円 |
32W | 約600円 |
45W | 約850円 |
温度調整機能がついているタイプのパネルヒーターであれば、設定温度になると通電が止まるため、使用環境によってはこれよりももう少し安くなる場合もあります。
爬虫類におすすめのパネルヒーター10選
みどり商会 ピタリ適温プラス
みどり商会 暖突
みどり商会 スーパー1
みどり商会 もぐリッチ
みどり商会 ナイーブ
みどり商会 ナラベルト
GEX エキゾテラ レプタイルヒート
ビバリア マルチパネルヒーター
三晃商会 パネルウォーマー
三晃商会 フラットウォーマー
パネルヒーターで爬虫類達も快適!
爬虫類は変温動物であるため、日本の冬は体に大きな負担をかけてしまいます。そんな時に手軽で安全に保温ができるパネルヒーターは爬虫類飼育の強い味方です。様々な種類・サイズが販売されていますので、ぜひ自分の飼育環境にあったパネルヒーターを見つけて、愛しいペットの寒い時期を快適に過ごしてもらいましょう。
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